手料理三昧              
灼熱の太陽の照りつける中、お湯沸かしと熱地獄に2週間耐えた後には1週間の山ごもり。そして今はまたベトナムに来ました。これだけ頻繁に来ると、戻って来たと言った方が良いくらいです。北ルソンの田舎ではまだネットスピードが遅かったり、断線になったりとインフラのお粗末さが目立ちます。

私は家にいるとほとんど外食しません。外食が面倒なのと、材料買って自分でいじる方が好きという出不精と趣味を兼ねているだけです。フラーッと外出してスーパーやマーケットをぶらついて、面白い食材があれば衝動買いの連続です。おかげで家内には怒られぱなしです。

最初はオーソドックスに焼肉です。これはロビンソンに行ったらBuy 2 take 1でアンガスビーフのステーキ用サーロインがバーゲンで出てました。即購入。ところが、ステーキ用と言ってもフィリピンステーキでしたので、薄切りでした。厚さが焼肉に適していたので、焼肉に変更。焼肉のタレを作って家族で焼肉となりました。タレは自家製醤油タレ、手作り手前味噌、胡麻ペーストにコチュジャン。これで焼肉食べ放題です。
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お次ぎは手作り餃子です。中身は合い挽きミンチ、ニラ、白菜、ショウガ、ニンニクに自制醤油タレです。ニラは庭で栽培している自家製野菜です。これを自家製ラー油と自家製醤油タレに3年物のイロコス黒酢を混ぜて食べます。横にあるオレンジ色の液体はパンプキンスープ。北ルソンのプロジェクト参加農民から購入した無農薬カボチャで作った自家製スープです。
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デザートはインディアンマンゴーのスライスをこれまた3年物のイロコス産バゴーンに浸けて食べます。甘酸っぱいグリーンマンゴーと少し生臭い熟成したまろやかなバゴーンの調和が何とも美味。
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最後は、多分フィリピンで作る馬鹿はいないであろう塩鮭です。息子の大好物、鮭茶漬けに必須のアイテム史鮭は日本から持参して常時備蓄しているのですが、とうとう切れてしまいました。仕方ないので、自分で作る事にしました。幸いフィリピンにもタイセイヨウサケが輸入されて一本でも買う事ができます。このサケは5kgの割合大物、そのまま塩漬けで冷蔵庫保存するのは場所をとりますので、頭としっぽ部分を落とし、収納するタッパウエアのサイズに合わせて胴体を切ります。
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二つに切った胴体はイロコス産海塩を炭火焼きした焼塩で覆います。そして、冷蔵庫に入れてしばらく寝かせておきます。来月ベトナムから帰ったら多分食べれるかな?
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我ながら馬鹿な事をしています。
【2012/05/16 00:26】 | | コメント(1) 手作り料理 | トラックバック(0) | page top↑
ローストビーフサンドイッチ ー ある日の昼食
今日は少し気温が下がって34度くらい、天気予報ではときどき雨だったのに、一向に降りません。土の日光消毒をしている私には助かります。

こう暑いと食欲も落ちる。。。。とかいうこともなく食べています。さすがに熱い料理はパスですが、そうめんやサンドイッチが昼のメインとなります。

サンドイッチは自家製のローストビーフを使ったものです。市場で買った280ペソの安い固い牛肉の固まりに塩コショウ、イタリアンシーズニングをベースにソミュール液を作り、それを注射器でインジェクション。そして表面にガーリックソルトを塗り、一晩冷蔵庫で寝かせます。

翌日ビーフを炊飯器の中に入れ、4〜6時間程度保温状態にします。決してスイッチを入れてはいけません。あくまでも保温の低温でゆっくりと火を通すのです。時間は肉の大きさ、質でかなりばらつきます。4時間過ぎたら、たまに肉の状態をチェックして好みの固さで保温をやめます。

冷えたら適当にスライスして小分けしてビニル袋にいれて冷凍しておきます。そうすればいつでも簡単に食べる事ができます。

やはり美味しいのはサンドイッチ、レタス、チーズ、オリーブ、キュウリなど好みのトッピングを揃えてマスタード、塩コショウをふります。
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いつも欲張ってトッピングをのせるので分厚くなってしまい頬張るのも苦労します。でもこのボリューム感がたまらないのです。
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飲み物は当然自家焙煎珈琲。地元で手に入る安い材料での手作り一品での昼食もまた楽し。
【2012/05/03 19:22】 | | コメント(6) 手作り料理 | トラックバック(1) | page top↑
東日本大震災の傷跡 (7) ー 東京駅のスレート
長らく津波関連のエントリーをお休みしていました。やはり、こういう災害を思い出しながら書くのはちょっと億劫になります。

昨年、津波被害にあった東京駅のスレートの記事を読まれた方も多いだろう。新聞やテレビニュースでも大きく取り上げられ、東京の市民団体も巻き込んでの運動になった。朝日新聞等リンクしようと思ったらもう削除されている。市民運動の先頭にたった森まゆみさんの動画があったのでそれを紹介したい。

http://www.youtube.com/watch?v=9DsVM5L4tfc

今1914年に建築された東京駅丸の内駅舎の保存工事が行なわれている 。その東京駅の屋根材として使われていたのが、宮城県登米産の天然スレートである。1945年の空襲で駅舎は骨組みだけ残して消失した。首都の表玄関の修復は突貫で行なわれ、1947年に現在の駅舎が完成した。その工事では登米産と石巻市雄勝産のスレートが使われた。
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                築50年のスレート屋根

現在東京駅では2007年から、建設当時すなわち1914年完成の駅舎にする復元工事が行なわれている。完成間近の大屋根が先週の新聞に掲載された。紆余曲折あった雄勝産スレートが無事東京駅に使われたのは嬉しい事である。
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    *写真がないのでJuntaseasonsさんのブログより拝借いたしました。この場を借りてお礼申し上げます

その駅のスレート屋根を担当したのが友人の会社である。復元工事は極力使用されている材料を利用するのが原則である。しかし、長年の雨風と東京の汚染された大気で痛んだスレートがどれだけ利用できるのかわからない。解体した屋根からスレートを外し、石巻まで持ち帰り、一枚一枚洗浄と検査をして選別する作業が友人の会社で行なわれた。
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さらに復元する駅舎屋根は巨大で現在のスレートだけでは足りない。その分は同じ産地から調達するのが望ましいのだが、登米産スレートは既に閉鎖、雄勝でも一社だけが生産しているので到底不足分を賄う事ができない。そこで、復元工事が決定してすぐに世界各地からスレートサンプルを集め、できるだけ雄勝産近い品質のものを探した。その結果、スペイン産の某鉱山区に決定したのである。このサンプル調達や交渉には私も微力ながら手伝っていた。新聞記事では津波の後決定したように読み取れるが、スペイン産の採用は工事開前に決まっていたのである。

話が逸れてしまったが、津波で流されたスレートに戻ろう。選別と洗浄が終わったスレートは、綺麗に箱詰めされ東京駅に再出荷されるだけであった。そんな時、津波が襲い友人宅、会社事務所、倉庫は流されてしまい、スレートも周辺に流されてしまった.

会社では家族も総動員、流失したスレートを懸命に集めまくった。そして、回収の連絡をJRにすると、津波にあったスレートは塩分を含み屋根に損傷があるから,スペイン産を使用する事にしたと通知があった。横で聞いていても何だ!と思った。そもそもスレートとは海底や湖底に蓄積した汚泥や有機物が圧縮されて出来た岩石である。非常に目の細かい粒子で水を通さないから古来より屋根材として利用されて来たのである。津波で塩が付着しても洗い流せば何ら問題ないはずだ。そう考えてネットで色々と調べて、スタッフに教えてやった。
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新聞報道で大きく取り上げられてからJRやJV主幹会社は現地に調査チームを派遣してきた。もし、新聞報道がなければそう言う措置はとらなかったんだろうなと感じたのは私だけであろうか。「被害に会った地域を勇気づけるため、スレートは必ず使います」とすぐに宣言していたらどれだけ男気を感じたであろうか。東電とは正反対の評価を受けたであろう。

余談であるが、スレートに寄付者を募り、名前をスレートの裏に書いてもらえば、復興寄付金が集まる、寄付者は復興支援したと同時に東京駅に名前を残すことができるとサジェスチョンをしてみたが、見事に却下であった。ついでに津波で欠けたり破損したスレートも多いのでその再利用も考えてみた。かけらをキーホルダーにする。北上新河口大橋のたもとにある茅葺きの東屋(これは津波にも流されなかった)のカヤ、北上町にある地震でも落ちないと有名な釣石神社のお守り、そして津波でも流されかけてもその場にとどまっていたスレートのを合格祈願お守り3点セットにしたら、と半分冗談半分本気で会社連中にも言ったものである。

東京駅スレート問題をうまく扱っていればイメージアップのチャンスがあったのに、それをみすみす逃してしまう所に親方日の丸的,今の日本が抱える事なかれ主義、突出した事はしない、責任は取りたくないと言う問題を感じる。津波被害にあったものを売るとはけしからん、被害を受けたのだからそれを思って自粛しろという風潮もおかしい。

昔安達祐実主演の家なき子で有名な台詞「同情するなら金をくれ」これは本質を言っていると思う。でも、金だけやっても依存体質を増長するだけである。自助努力を促す支援が必要である。台詞少し変えて「同情するなら(復興)の機会をくれ」としたい。

色々なものが見えた東京駅スレート問題であった。なお、このスレートの産地雄勝で地震直後診療所を開いた協力隊OBの鯉のぼりプロジェクトもある。明日5月3日の夜9時54分から放送のTV朝日「報道ステーション」で、雄勝町が取り上げられるとのことですから是非見てください。
【2012/05/02 22:46】 | | コメント(0) 東日本大震災 | トラックバック(0) | page top↑
火事だー
今日はメーデー、フィリピンは祝日です。といっても休暇中の私には関係ないですけど。

朝6時半に起き7時10分頃朝の珈琲を飲んでいると、突然「ボン!ボン!」と鈍い破裂音。火事だーの声で外を見ると同じ通りの反対側、我が家から50mしか離れていないモスクから煙が上がってました。すぐに家の配電盤のメインスイッチを切り、ショートや断線によるショックに備えました。
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みるみるうちに煙が黒くなり家の方に漂ってきました。野次馬根性丸出し我が家のメイドはすぐ近くまで行き、状況を見物。私も様子見に行きました。ガードや近所の人達はバケツリレーやホースを延ばし消火作業。隣のオバさんは貴重品を持って家から避難。動かないベンツを皆で押して車庫から出すといった作業に集中してました。しかし、向いの家では車を動かすわけでもなく、何となく緊張感のない火事場です。火の勢いは増し、時折赤い炎が見えてきました。
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7時23分には消防車が到着し、消火作業が始まりました。火元のお隣さんではイヌがのんびりと車庫の中、皆もう安心という雰囲気があります。
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7時35分にはもう鎮火状態、白煙に変わりました。風が我が家方向に吹いてきましたので視界は30mもないくらい、もうもうとしてきました。36分には消防車も我が家の前を通り撤収、よく見れば「上野」の文字がフロントにあります。日本の消防車、第2の人生はフィリピンというのは相変わらず多いようです。
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火事の原因は落ち葉を燃やしていてその場を離れたため火が燃え移った、単純ミス。被害はモスク一軒だけのようで大事には至りませんでしたが、こちらは毎日火を焚いて篠場を離れずにいるのに、ケアレスでの火事には腹が立ちます。今日は祝日だったのも幸いで消防車の到着も早く、消火作業も割合手迅速に行なっていました。来て欲しくない車ですが、多少消防団の活躍は見直しました。先週はスクワッターデモ騒動、今日は火事と暑い日に熱いイベントが連続する我が家近辺です。
【2012/05/01 23:22】 | | コメント(0) フィリピン事情 | トラックバック(0) | page top↑
クランベリー・ロンガン酒 ー ダブル薬用酒
2年前に漬け込んだクランベリーとロンガンの果実酒から果実を取り出し、瓶に小分けしました。使ったお酒はフィリピンの庶民のジン、ヒネブラとココヤシから作った焼酎ランバノックです。両者とも結構癖のある強い酒です。

その酒に2年間使ったクランベリーとロンガン(いずれも乾燥果実)が2年の時を経ると、こんな綺麗な琥珀色になりました。右側は取り出した果実を絞ったので若干濁りが出ています。計4本3リットルのお酒になりました。

使った瓶はベトナムで作った梅エキスを梅酒にするために使ったタンドゥアイ・ホワイトラムの空瓶です。色がつくと結構しゃれた感じになります。
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こちらは2年間熟成に協力いただいた果実です。ジャムに使用かとも考えましたが、面倒なのでコンポスト材料としました。
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クランベリーは膀胱炎や尿路感染症、リュウガンは滋養強壮、不眠に効くと言われます。私の経験ではリュガン酒を飲むと熟睡できました。本当にすっきりと眠れたので翌日は体も軽くなったのを覚えています。今度のお酒尾効能はさて、どうでしょう?

ちなみに肝心の味ですが、香りと味にヒネブラとランバノックの癖が残っています。でも、熟成しつつあるのでまろやかさと果実の持つ甘さが程よく混じり、オンザロックで飲むとちょうどいい感じです。

薬用酒で健康になるのか、酒の飲みすぎで体を壊すのか、さてどちらなんでしょう。
【2012/05/01 00:38】 | | コメント(0) 酒類 | トラックバック(0) | page top↑
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